ハワイに旅行を考えている人。
ハワイとは言え、海外に行くのです。ちゃんと気を引き締めていますか?
「もちろん!」
行く前はそう言っている人も、実際に行ってみると・・・温かな日差し、陽気な雰囲気。マリンスポーツにショッピング。
楽しいこと尽くしだと、いつのまにかついつい気が緩んでしまうものです。
そんな気が緩んだ時を狙って、あなたに近づいてくる人がいます。
それが・・・
「偽警察」です。
警官の姿をして日本人観光客に話しかけ、お金を奪っていくハワイで最も有名な『詐欺』です。
「知ってるよ。そんなの騙されないよ」
そう言って多くの日本人が騙され続けるから、
では、なぜ日本人は騙されてしまうのでしょうか?
それは、彼ら偽警察が「
彼らは数々の心理テクニックを融合した、実に巧妙な手口で我々を騙そうとしてくるのです。
自分が騙されないためにも、
目次
偽警察詐欺の手口
ハワイで有名な偽警察詐欺は、
その巧妙な手口を、心理学的解説を交えて順に説明していきます。
①横断歩道をギリギリで渡った時、声をかけてくる
彼らが声を掛けてくるその多くが、横断歩道をギリギリで渡った時です。
その時突然「ハイ止マッテ下サイ」と、
- 今横断歩道赤だった?という罪の意識
- 異国で警察官から注意されるという恐怖
この「自信の無い状態」から詐欺はスタートするのです。
②実は偽物だとあえてバラしてくる
警察に声をかけられ、ドキドキしているところで「
こちらがキョトンとしているところで「冗談ダヨ!実ハ偽物、コスプレダヨ!」と・・・
偽物であることをあえてバラしてきます。
この時、私たちの心理は緊張状態から緩和状態になります。
「ホッとした状態」というやつです。
そうです。このホッとした状態という「人間が最も気が緩み、
③名前を書くようお願いされる
ホッとした状態の私たちに、彼らは「
普通の心理状態なら意味不明だと断れるはずですが、
私たちは「楽しませて貰ったし、署名くらいなら良いかな」
これは『返報性の原理』を利用されています。
返報性の原理とは、「相手に何かして貰ったら、
実は、この軽い気持ちでする署名が命取りになります。
署名をしていくと、名前、国籍の次の欄に・・・
「$(ドル)」という欄が出てきます。
「…えっ?ドル??」困惑しているタイミングで、すかさず彼らはあるお願いをしてきます。
④寄付をお願いされる
署名をしている時、彼らは加えてこう言ってきます。「実は恵まれない人のために募金を集めている」と。
ちなみに募金というのは嘘で、これが詐欺なのですが、
それどころか「楽しい気分にして貰い名前も書いたのに、
ここでは『一貫性の原理』
「人は一貫して同じ行動を取りたいと思う心理」のことです。
また、一貫性の原理を上手く利用した『フットインザドアテクニック』も使われています。
しかし、日本人は良くも悪くも即決できない為、
ここから詐欺師の、怒涛の畳み掛けがはじまります。
⑤多くの日本人が募金してくれた証拠を見せられる
募金しようか悩んでいる時、
確かに見てみると、たくさんの日本人が募金しているのです。
「みんな募金しているのなら、自分もしようかな」
これは『社会的証明の原理』を利用されています。
ちなみに、
⑥金額はみんな20ドル払っている
多くの日本人が募金をしている。そしてその金額はなんと・・・
みんな「20」ドル
………たっか…(震え)
実はこの値段設定も、単に高くしているだけではなく「
ヒントは「2」という数字です。
いきなり20ドル払えと言われても、
なかなか募金を決めない日本人に対して、偽警察は「
「20ドルが厳しいなら、半分の10ドルでも良いよ」と。
こちらはまたホッとさせられます。
「値段じゃないよ気持ちだよ」
結果、半分の10ドルを「喜んで」渡してしまうのです。
これは『コントラスト効果』と『ドアインザフェイステクニック』
コントラスト効果は「高いものの次に見たものが、
20ドルと言われた後で10ドルと言われると、
またドアインザフェイステクニックは「
20ドルを断っている罪悪感を利用するテクニックです。
最後にダブルバインドは別名「偽りのジレンマ」とも言い、「
払うか払わないかではなく、
⑦とにかく喋り続けられる
突然警察から話しかけられ、募金をするまでのこの間、偽警察はずっと喋り続けています。
こちらに、冷静に考える隙を与えないようにしているのです。
結果、「せっかくの海外だし、
全て偽警察の筋書き通りに動いてしまうのです。
なんの準備もしていない旅行客の我らに対して、
悔しいですが、「敵ながら見事」と言わざるおえません。
まとめ
ハワイで有名な偽警察による詐欺を、
詐欺だけではなく、
基本的にフレンドリーな他人は疑ってかかる。
良くも悪くもお人好しの日本人は、
この記事があなたの助けになれば幸いです。
ゆきむら

